"世界最長のツアー"体験記
軍用トラックを改造した車にスタッフはドライバー1人だけ、という冒険トラックのツアーに参加した著者が、約20人の参加者と共に、ロンドンからカトマンズまで、ヨーロッパ、アフリカ、中東など20カ国以上を約8ヶ月かけて旅をした体験記です。 基本的にホテルなどは利用せず、テントの設営から食事の準備まで全て参加者が主体的に行わなければならないツアーで、参加者の過半数がマラリアや赤痢に罹るようなハードな旅行であるにもかかわらず、著者にはキャンプの経験さえない・・・・・・。始まりは、旅行記というより場違いなところに飛びこんでしまった人間の奮闘記のようです。 この本が単なる体験記以上にすばらしいのは、そんな著者が旅行を通して成長する姿と、それに従って変わって行く他の参加者たちの著者に対する評価が自然に描かれていることです。ちょうど、出来の良い冒険小説のように、著者に感情移入しながら読み進められるのがこの本の面白さです。手に取るのも恥ずかしくなるような題名には目をつぶって、読んでみてください。
トラベルジャーナル
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